午後7時25分ごろ、国会議事堂前の歩道と車道の一部に警察の規制で閉じ込められていたデモの人たちが、とつぜん大通りにあふれだし、圧倒的な人びとの海で埋め尽くされた。
主催者の「首都圏反原発連合」が発表した参加者はなんと20万人!
【映像】国会包囲デモ、歩道規制が決壊し車道に人が雪崩れ込む瞬間
この歴史的なデモに、中日新聞(2012年7月29日 22時17分)はつぎのように報じた。
【引用開始】
「脱原発デモ、国会を包囲」
東京電力福島第1原発事故を受けた抗議行動「脱原発 国会大包囲」が29日夜、東京・永田町で行われた。参加者はろうそくやペンライトを手に「原発反対」「子どもを守れ」などと訴えた。
首相官邸前での抗議を呼び掛けてきたネットワーク「首都圏反原発連合」の主催。参加者は、東電本店前やJR新橋駅周辺をデモ行進した後、移動。人波は国会議事堂を取り囲み、集会があった正門前は一時、歩道からあふれ道路を埋め尽くした。参加人数は主催者発表で、デモと国会包囲合わせて20万人。警視庁関係者は1万2500人としている。
家族5人で霞が関の日比谷公園からのデモに加わった横浜市の団体職員高松良成さん(34)は「デモに参加したことがないので、興味があって来た。原発はそもそも危険なもの。東京で使う電気を他県で作っているのがおかしい」と話した。
集会では、ルポライターの鎌田慧さんが「大成功です。原発に賛成の議員は国会を去ってほしい」と声をからした。与野党の国会議員ら十数人がマイクを握り、「われわれ政治家にも責任がある」「再稼働の流れを止めたい」などと述べた。
これに先立ち、同日午後3時半から日比谷公園で行われた集会では、作家の落合恵子さんが「この猛暑でも電力は不足していない。原発をゼロにし、再稼働も輸出も止めましょう」と呼び掛けた。
【引用終了】
2 件のコメント:
警察の発表数、ウソデネエカ? 誰が見てもドーム球場の満員の客が帰るときの数十倍はいたぜェ。しっかり数えてね。お回り様。
初めまして、メールリンクで案内されました。
反原発のうねりは止められないでしょう。
でも、反原発だけでは十分ではありません。
代替えエネルギーとして太陽光・風力など挙げられますが、
電力会社からの電力供給は産業用に留め、家庭用は個々に永久機関にすればよいのです。
発送電分離にこだわる必要はありません。
この計画には電力業界も参加し、ともに利益を分かち合う。
折を見て輸出もしましょう。地球の未来のために、よろしくお願いいたします。
ご参考
現代版 ノアの箱舟(FS&Joke)
http://www31.ocn.ne.jp/~e18/hakobune.htm
コメントを投稿