2014年8月22日金曜日

アメリカでは15億円の邸宅がパンケーキのように売れ、50ドルの葉巻を盗んだとされた黒人少年が射殺される

アメリカ・ミズーリ州で、両手を上げて無抵抗の18歳の黒人少年が警官に撃たれ死亡した。

頭部や腕に6発の銃弾をあびていた。

地元警察の発表によると、少年は雑貨店で50ドル相当の葉巻を盗んだという。

この事件を契機に、ミズーリ州では抗議デモや騒乱がひろがっている。

いっぽう、同じアメリカのニューヨークでは、「15億円程度の物件はパンケーキのように簡単に売れる」と、地元の不動産業者がこともなげに語る。

ここ連日、ニューヨーク・ダウは値上がりし、アメリカの景気回復をマーケットは如実にあらわしているという。
 
だが、アメリカの一般市民に景気回復の実感はない。
 
なぜか。
 
景気が回復したとされる、その「益」のほぼすべてが富裕層の手中に収まるからだ。
 
アメリカの所得上位10%の収入が全国民の全収入の半分に近い。
 
ごくほんの一部の富裕層はますます富み、それ以外のほとんどの国民は「景気回復」の恩恵にあずかれない。
 
そればかりか、貧困層はひごとに激増している。
 
現在、アメリカの貧困層は5千万人(アメリカ国勢調査局)に迫るという。
 
15億円の物件がパンケーキのように売れ、50ドルの葉巻を盗んで殺されるというアメリカ社会。
 
このいびつで異常な格差。
 
だが、これはアメリカだけにかぎったはなしではない。

日本の東京マーケットでも、連日のように株価が値上がりしている。
 
多くの大企業の収益も増えている。
 
だが、ぼくたち一般市民は、そんな株価が示すような経済実感をまるでおぼえない。
 
その「益」はどこに集まっているんだろうか。
 
アベノミクスの第4の矢は、パンケーキを突きさすだろう。
 
(参考資料『朝日新聞』2014年8月21日朝刊)

2014年8月16日土曜日

こんなコメントが寄せられました。 「千葉北西部在住ですが、震災以降、友人知人で橋本病、血液の異常、リウマチ、蕁麻疹の重症化、原因不明の関節痛と慢性疲労…他で入院する人が後を断ちません」

数日前、本ブログの「柏市など東葛地区の乳幼児16人中8人から「末梢血リンパ球異常」。検査医師は子どもの避難を勧告」(201234日)に、つぎのようなコメントが届きました。 http://akiba1.blogspot.jp/2012/03/8.html?showComment=1407760453753



千葉北西部在住ですが、震災以降、友人知人で橋本病、血液の異常(詳しく聞いていませんがおそらくリンパ関係)、リウマチ、蕁麻疹の重症化、原因不明の関節痛と慢性疲労…他で入院する人が後を断ちません。

年賀状30枚程の交友関係の中で明らかな異常を感じています。

確かに、東北からの知人から今のところ体調不良の話は聞きません(個人の耳にする範囲のデータなので=東北が安全ではありません)。

原発事故とほぼ同時に千葉県の市原のコンビナートで火災事故がありそこに劣化ウランが保管されていたとの噂を聞きました。

当時その事を危険視するチェーンメールがまわりTVで否定されていましたが、今になってデマではなかったのでは?と疑っています。

素人の片手間の情報収集では限界があります。

この事をおってくれる有力者、ジャーナリストなどおられないのでしょうか。

他力本願ですが日常生活に追われる人間の本音です。

2014811日月曜日 21:34:00



20113月の震災にともなう、千葉・市原のコンビナート(チッソ石油化学株式会社五井製造所)で火災が発生したが、保管されていた劣化ウランに延焼し大気中に拡散したのではないかという情報がひろまりました。

その後の状況について、はっきりしないままだったのですが、約3年半たって、この事故の影響を危惧する声がこんなかたちでもたらされました。

この問題を追及するジャーナリストはいないか、ということですが……。

それにしても、劣化ウランは、この千葉県の市原だけでなく、日本全国に195か所(文部科学省報告)に保管されていることに驚きます。

なぜ、こんなものがこんなにたくさん、この日本にあるのでしょうか。

なお、ネット検索すると、以下のようなデータがありました。

■週刊朝日92日号(823日発売) スクープ!「新しい放射能危機」放置された劣化ウラン 全国195カ所に15456600リットル分の放射性物質


 

 

2014年8月4日月曜日

都知事の五輪会場変更理由は、東京湾に「大腸菌がいっぱい」だからではなく、「放射能汚染がひどい」からではないか

舛添要一都知事が先月30日、2020年東京五輪・パラリンピックのトライアスロン会場をお台場海浜公園(港区)から変更する可能性を明らかにした。

その理由が「東京湾は大腸菌がいっぱいで汚い」というもの。

この都知事の発言に、はげしい違和感をおぼえた。

だって、東京湾に大腸菌がいっぱいなんて、五輪会場を選定する前からわかっていたことなんだもの。

お台場海浜公園が会場ではまずい、という理由に、あまりにも説得力がない。

で、けさのことだ。

どうしたことか、めざめとともに、トライアスロン会場の変更の理由が、ぼくの脳裏に降りて来たのだ。

それは「放射能汚染がひどくて、とてもトライアスロンなんてできない」というものだった。

そうか! 

これなら、トライアスロン会場を変更したい理由が腑に落ちる。

東京湾の放射能汚染が、海外で問題になることを回避したいための会場変更発言だったのではないか。

広い関東平野に降り積もった放射性物質が、いまも河川をつうじて、どんどん東京湾に流れこんでいる。

1年ほど前だったか、江戸川のアナゴが高濃度に汚染されていたことが発覚してニュースになったことも記憶にある。

さてさて、ぼくの夢のお告げならぬ、めざめのお告げの信憑性はどうだろう。

ねえ、舛添さん。