きのう東電が発表したデータによれば、福島第一原発港湾内のムラソイ(筋肉)からセシウム19万Bq/kgの汚染魚が採取された。規制値は100Bq/kgなので、なんと1900倍だ。
ちなみに、このムラソイ、昨年12月採取されたものから25万4千Bq/kgでたこともある。
こんな魚を摂取したら、大量内部被曝だ。もし食べてしまったら、どんなことになるんだろ?
このほかヒラメ、アイナメ、タケノコメバル、マコガレイ、クロダイなどからも、数百~数万Bq/kgの基準値をはるかに超える魚が検出された。いずれも今年8月に採取されたもの。
また、港湾外20km圏内からも超基準値を含む汚染魚が検出されている。
魚によって回遊する距離は短距離型から長距離型までさまざまで、福島沖を回遊する魚も多くいる。
たとえばカツオは太平洋岸を回遊するが、千葉で水揚げされた房総沖北東500kmで獲れたカツオから16.1Bq/kg出ている。またマグロ、サンマ、サケなども長距離回遊し、これらの魚種からもセシウムが検出されたことがある。
フクイチ原発事故が起こるまで、魚を食べて被曝するなんて思いもよらなかった。いまや魚を食べるのも、命懸けだ。
魚介類の生息地や回遊ルートを知らないと、危なくて口にできない時代になってしまった。
ああ、いまが旬のサンマ食いてぇ。でも怖くて、2011年の秋以来、ずっと食ってないぜ。
<参考資料>平成25年9月18日 東京電力株式会社
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所港湾内>http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2013/images/fish01_130918-j.pdf
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2013/images/fish02_130918-j.pdf
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スポーツの至高体験
(ピークエクスペリエンス、ゾーン、フロー)
著 ● 秋 場 龍 一
ピークエクスペリエンスの大きな特徴は、
世界を二分する境界線が消えることだ。
合一体験というのは、自他の融合であって、
この「他」というのは、
人間だけではなく、森羅万象のすべて。
僕たちは日常的に五感六感を使って、
激しい選択をしながら自分の感覚をはたらかせ、
情報を常に編集している。
その編集作業の手を休めて、
編集する人がいなくなるときがある。
カルロス・カスタネダの本に、
世界を止めるという概念がある。
ストッピング・ザ・ワールド。
それが一種のピークエクスペリエンスを生む――。
(本書より抜粋「吉福伸逸インタビュー」)
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1 件のコメント:
私も2011年の原発事故以来食べていません。でも最近、目黒のサンマとか言ってイベントをやっていましたね、子供がおいしそうに食べていましたが将来が心配です。
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