この「解雇特区」、政府の「国家戦略特区」構想の一環だけど、よくもまあこれほどおぞましいことを考えられるものだと驚いてしまうが、実に安倍政権の本心が透けて見える。
また、この「解雇特区」と同じような「チャレンジ特区」を大阪府と大阪市は政府に提案しているが、橋下徹大阪市長率いる日本維新の会がどういう政党であるのかもよくわかる。
で、安倍首相はこの調子でいくと、そのうちきっと「放射線量無制限特区」なるものを構想するにちがいない、とふと想ったのだ。
「1ミリとか、20ミリとか、100ミリとか、そんなみみっちい制限は致しません。私の政府は、放射線を完全無制限に放出できる特区を世界に先駆けて創設いたします」
なんて、世界に向かって演説するんだから。
いや、いくらなんでも、それはないんじゃないの、と考える人はあまい。
だって、「汚染水完全ブロック」とか、「日本の原発は世界に貢献している」とか、世界に向かって真顔で演説してしまった人だよ。
常人の域を超えちゃってるんだもん、この人ならこんなこと言っても驚かないよ。
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