それによると、10年以内に20%、30年以内に60~70%、50年以内では90%以内に起こり得るというのだ。
調査委は「切迫性が高い」とまで表現した。
これは「リアルにあるよ」ということであり、「きょう、あすに起きても不思議ではない」という警告である。
南海トラフは駿河湾から九州沖にひろがり、これまでM8以上の大地震が何度も記録されている。
そして、この一帯には、四国電力の伊方原発、中部電力の浜岡原発が建ってしまっている。
M9っていえば、3.11の東北沖地震と同じだ。
こんな超巨大地震が、この二か所の原発を襲えば、「福島原発の二の舞」って、ふつうに想像してしまう。
とりあえず原発の核燃料を、地震から守る安全な場所に移そう。
ほんと、この列島から、一刻も早くすべての原発を撤去しないと、この日本は「廃国」ってことになる。
そうなると、「アホノリスク」じゃなかった「アベノミクス」も「改憲」も「国土強靭化」も「美しいニッポン」もへったくれも、ぜんぶないんだよ。
廃炉が先か、廃国が先か、時間がリアルに迫っている。
このままだと、ぼくたちがこの国に住める時間は、もう多くは残されていない。
そう、「切迫性が高い」のだ。
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