原子力規制委員会の委員長候補である田中俊一が原子力ムラの大幹部であること、委員候補の5名のうち4名が原子力ムラからカネが渡っていたことが判明した。
この「規制委員人事案」によって、野田政権が日本国ではなく、原子力ムラの政治委員会であることがより鮮明になった。これは野田政権が「国民の生命や健康を犠牲にしても、原子力ムラの利権に奉仕する」と世界に宣告したものだ。
だが、この「人事案」によって、どんどんひろがる脱原発抗議の勢いを、より大きくさせるだろう。そう、激しく燃え盛る燎原の火に薪をくべるように。
また菅直人や鳩山由紀夫が、市民団体と「対話」したり、人事案に「反発」したりと、「ガス抜き」や「ポーズ」に躍起だが、そんなもので脱原発の勢いはぜったいに消せない。
なぜなら、一刻も早く原発を全廃しないと、日本は永久にこの世から消去されてしまう、ということをほとんどの日本人が知ってしまったのだから。
脱原発デモは、ぼくたちがヒトとして生き残れるかどうかのサバイバルであり、さらに人間として未来に安全な環境を継承するという責務として起きているものだ。
人事案にたいするぼくたちの答えは官邸前に足を運ぶことである。
0 件のコメント:
コメントを投稿