2012年6月15日金曜日

オウム高橋逮捕と大飯原発再稼働決定は想定された政治的筋書き


【ただちに危険だ! 原発通信】№64


きょう15日、1995年3月の地下鉄サリン事件で特別手配され、17年間逃亡していたオウム真理教元信徒の高橋克也容疑者が東京都大田区蒲田で確保された。

「再稼働決定」をあすにひかえたきょうである。これって、多くの人が想定していたとおりの筋書きなんだよね。

そう「高橋逮捕」→「再稼働決定」という、ジャーン一大謀略的政治プロットである。これで、16日の大飯原発3、4号機の「再稼働決定発表」はまちがいないだろう。

今夜からあす土曜日のマスコミ報道は「高橋逮捕」にまつわる話題でもちきりとなり、「再稼働決定」はこのオウム逮捕劇のなかで埋没する、という魂胆である。

だけど、そうは原子力ムラがたくらむようにコトは運ばないだろう。もうみんな舞台裏を知っているからね。

消費税増税で政治生命を賭けるという野田首相だけど、そのまえに野田はもちろん、原発再稼働で民主党と自民党の政党としての生命は尽きるだろう。

だって、原発を推進する彼らの政治生命が終わってくれないと、日本国民の実存的生命が終わってしまうからね。

そうなんだよ。彼ら推進派が延命することは、ぼくら一般市民が死ぬっていうことを意味するんだもの。

原子力ムラの利権や推進派の政治生命、それにたいして1億2761万人(2012年5月現在)の生命とその生命を100万年以上にわたって受け継ぐ未来の生命とどちらが重いのか、そんなことは自明中の自明だもんね。

それにしても、推進派って1億2761万人のなかに自分や自分の家族もふくまれているっていうことを知ってのことなんだろうか。

まあ知ってても知らなくても、「馬鹿」に「すこぶる」をいくつつけても足りないことはまちがいないけど……。

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