大飯原発の直下に活断層がある可能性!
こう分析したのは、変動地形学の研究者である名古屋大の鈴木康弘教授と東洋大の渡辺満久教授だ。
再稼働前に現地調査をすべきとの指摘に、関西電力は活断層ではなく、再調査の必要性はなしとした。
地形学専門家の知見に、専門家ではない電力会社がなぜそれを否定できるのか。これでは、いくら専門家がその安全性の検証をおこなっても無意味である。
この関電の姿勢は、昨年の3.11よりずっと以前から福島第一原発の危険性を指摘されていたのに、それを無視した東電とまったく同じではないか。
大飯原発の敷地内には15本の断層があるとされ、そのなかで最長のF―6断層は活断層の可能性がある。その近くに1号機から4号機が建ち、真上には3号機がある。
地震で地表がずれれば原子炉など重要施設がひっくり返ることも起きる。
関電は専門家の指摘を受け入れ、すぐに現地調査を実施すべきである。そして、再稼働を絶対するな。(参考資料「朝日新聞6月9日朝刊・デジタル版」)
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