2012年5月5日土曜日

若者よ。大人たちに怒りの鐘を鳴らせ!

【ただちに危険だ! 原発通信】№58


信じられるかい。この地球が現実に滅ぶかもしれないことを平気でやろっていう愚かな大人たちがこの世に存在していることを。

そう現実にだぜ。これは映画や小説のフィクションの世界の話ではないんだよ。まさにリアルな実存的な話なんだ。しかも、そんな大人たちがこの日本という国にいるってことに。

いくら原発でカネを儲けようが、そんなもの原発が吹っ飛んじゃえば、一瞬にして無になってしまうというのに。自分たちの子や孫の未来を根っこからなくすことになるのに。

若者たちよ。とりわけ学生諸君。おれたち大人にもっと怒りを向けろ。こんな恐ろしく愚かな原発を造り運転させ、膨大な核廃棄物を生み出し、しかもあろうことか原発4基も一度に事故を起こして、福島をはじめ3千万人以上を被曝させた、いまこの日本にのうのうと生きる大人たちに怒りを向けろ。

怒りは、こんなときに発露させるため人間に備わった感情なんだよ。

こんな放射能汚染まみれの日本にしたうえ、おまけにその尻ぬぐいを君たちにたちにさせよとしているんだよ、大人たちは。いま君たちがなんの意思や行動を示さないと、やがては君たちも君たちの子どもから、なんでこんな世の中にしてしまったんだと罵られるだろう。

おれはこんな日本の大人のひとりとして、全身全霊で君たちに詫びる。ほんとうにすまない。こんな原発をこの列島中にいっぱい造ってしまって。なんとか、これ以上の放射能被害を拡大させず、そして新たな原発事故を防ぎたいと願わずにはいられない。

君たち若者が怒りの鐘を鳴らせ。そしてもう二度と、「死の発電プラント」原発を再稼働させるな。君たち自分自身の、そして未来の子どもたちの存在をまもるために。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

本当です。子供でも分かる嘘のような現実ですが、伝わらない人が多く、私がイカレていると思われないように気を配らなくてはならない、という状況です。教育は何を人間にもたらしたのでしょうか。

怒りに疲れて、忘れてしまいたい誘惑に負けそうな時もありますが、人として、親として、戦っていかないとなりませんね。頑張ります。