180キロって大量だけど、電池を捨てて逮捕され、テレビで顔をさらけだされるって、どうなんだろ。
この二人、警備会社(会社は書類送検)の社員で、業務の一環として投棄したわけで、実名と顔をテレビに出されるほどの大罪なんだろか。
まあ、犯罪といえば、犯罪なんだけど。
逮捕された者をテレビカメラが追うって日常茶飯事だけど、これ江戸時代なら「市中引き回し」ってとこだよね。
で、このニュースを見ながら、「どうしていまだに、原発事故で大量の放射性物質を環境にばらまいた、東電の役員や幹部社員は逮捕されないの?」と思った。
「大量の電池」と「大量の放射能」じゃ、その犯した罪の大きさからみれば、どっちが重罪かあきらかなのに。
しかも「放射能」のほうは、数千万人が被曝し、16万人が自宅を捨てて避難し、自殺者も出たりと、被害者が確実に存在するのだ。
なのに、なぜ「電池」を逮捕して、「放射能」は逮捕しないの?
逮捕どころか、原発事故の現場検証や東電本社、役員たちの強制捜査もしない。
ふつうなら、こんな大事故が起きれば、絶対にガサが入るだろ。
また、報道するマスメディアも、なぜこの不公平・不条理に加担しているのか。
福島第一原発事故の責任がある、東電をはじめ、政治家、経産省を筆頭とする原子力関係官庁、御用学者、マスメディアなど、原子力ムラに巣くう輩に、どうしてお縄をかけることができないのか。
この国に、本当の民主主義社会が誕生するのはいつなんだろう。
こんなモノドモを一網打尽に成敗したい――。
そんな思いが募っているのは、拙者だけではあるまい。
1 件のコメント:
はじめまして。
2011年8月には14歳の中学生が放射性物質をわずかに含んだ蛍光塗料を塗ってあるキーホルダーを所持していたとして書類送検されましたね。
東電や政治家や官僚はお咎めがないのに・・・。
この国は一体どうなっているんでしょうね。
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