2012年12月11日火曜日

そうまでして、就職しなくても

しばらくブログを書いていない。書く気が起きない、と言ってしまえばそれまでだけど。

この2週間で知り合いがたくさん亡くなった。

甥は自殺した。29歳。カメラや複写機を製造する大会社の正社員だった。

数年前、会社の勤務のことで相談を受けたことがある。

彼と話をしていて、「あぶない」と感じるものがあった。だけど、ほんとにみずから命を絶つとは。

自殺の報を聞いて、「なんで」という思いと、「取り返しがつかない」という、いかんともしがたい後悔がのこった。

彼は就活に成功して、大会社へ入ることができたのだけど、いまとなっては就活成功が落とし穴になってしまったわけだ。

最近、就活に失敗して自殺する学生が多いそうだ。また大会社に就職しても、数年で辞めてしまうケースも多い。

ぼくのような人間からみれば、なんでそうまでして就職するのかわからない。自分の正直なこころを見つめたら、「会社で働きたくない」という人が多いのではないか。

会社で働くことだけが人生ではない、ということを知ってほしい。

そんな嫌なことをしてまで会社で働くより、自分の好きなことをして野垂れ死にしたほうがましではないか。

かくいうぼくも野垂れ死にたくはないのだけど、会社で働かなくても、いくらでも楽しく生きていける方策っていうものはある。

安らかにね、Mくん。合掌。
 

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