【ただちに危険だ! 原発通信】№23
きっこのブログをみたら、ユーチューブにFRYING DUTCHMANの
”humanERROR”が貼り付けてあったのでさっそく聴いてみた。
そしたら「そうだぜ!」「そのとおりだぜ!」というフレーズがいっぱいの感動の反原発ロックだった。
FRYING DUTCHMANは京都の3人編成のバンドだ。
原発の危険性と欺瞞性が理路正しく暴かれ、原発への憤怒と悲傷がきわめてまっとうな感性で語られ、唄われ、アジテートされている。
これを絶対拡散させよう。
人類の未来のために。
すべての子どもたちのために。
2011年11月27日日曜日
2011年11月25日金曜日
ホットスポット柏の心得 子ども、妊婦は部屋の中央に、公園の芝生で遊ばせない
【ただちに危険だ! 原発通信】№22
わが家(柏市在住)とその周辺の放射線量(毎時/マイクロシーベルト)
線量計…クリアパルス社製 A2700 CP100型
玄関 道路際(高さ1m)0.166
1階リビング 中央(高さ1m)0.087
1階リビング 壁際(高さ1m)0.126
1階リビング 窓際(高さ1m)0.151
1階風呂 窓際(高さ1m)0.153
2階寝室 中央(寝具の上)0.097
2階寝室 窓際(高さ1m)0.102
2階ベランダ 中央(高さ1m)0.112
庭 リビング側(高さ土から5㎝)0.373
車庫前・雨樋の水が流れ落ちる所(高さ土から5㎝)0.673
※2011年11月25日午前10時計測
家電量販店駐車場際植込み(高さ1m)0.620
中原防災公園森側の樹木の下(高さ1m)0.350
中原防災公園芝生広場時計ポール近く(高さ芝生から5㎝)0.620
我が家の放射線量(5月8日)(単位:マイクロシーベルト/時)
同窓際0.214
同便所0.243
2階寝室0.243
同ベランダ0.345
庭、0.1メートル1.125
*測定器は、サーベイメーターPA-100
*8月11日に、別の機器で測定。雨樋下で1.595、下水桝の上で2.479
福島市にお住まいのNさんから、以上のようなご自宅の線量を計測したデータが当方にメールされた。測定されたのが5月8日でちょっと古いが、福島市と柏市のおおよその線量がわかるはずだ。とくに線量計を持たない人には、ひとつの目安になるだろう。柏市や周辺の自治体ではここ最近になって、線量計を市民に貸し出したり、測定の要請に応じている。柏市では多くの市民が貸し出しを求め、すぐに貸出定量をオーバーした。
2011年11月8日火曜日
福島に災害派遣された大阪のレスキュー隊員 7月に内部被曝判明後何度も吐血 10月26日腎不全で死亡!
【ただちに危険だ! 原発通信】№21
これは聞き逃せない話である。
IWJ_HOKKAIDOがUstreamで配信している2011.11.06「全国学校給食フォーラムin札幌」を視聴していたら、フォーラム会場の女性参加者からゲストの山本太郎さんに質問のかたちでこんな驚くべき発言があった。
その発言の趣旨をまとめると……。
――10月26日に私の友達である大阪のレスキュー隊員が亡くなった。彼は福島や岩手に災害派遣されていた。7月に内部被爆していることが判明、それでも派遣の出動命令は止むことがなかった。その後、派遣チームのメンバーの体調が悪くなりみんな辞職した。上の方から非国民扱いを受ける。友達はその後何度も吐血して、10月26日に腎不全で死亡した。
(この発言は00:50:00です)これは聞き逃せない話である。
発言の真意を確認したわけではないが、一般市民が参加する公の場での発言であり、この女性がウソをついているとはとても思えない。
この発言のことは、マスメディアで報道されていないはずだ。ぜひ「大阪のレスキュー隊員」がどこの所属なのか確認をとりたいところである。
▶このような事実をご存じのかたは、ぜひ下記までメールをください。ぜひ、真相を明らかにしたいと思います。
秋場龍一 ryu777@oboe.ocn.ne.jp
2011年11月3日木曜日
アメリカ政府の「80キロ圏内」避難勧告と日本政府の不作為的犯罪行為
【ただちに危険だ! 原発通信】№20
詳細でわかりやすい放射能汚染地図をつくり、文科省より早く一般公開したのが群馬大学の早川由紀夫教授である。
http://ow.ly/i/aAV3/original
この地図は福島第一原発を基点に、半径20キロの単位で円周線が記されている。これくらいの距離、放射性物質が飛散しましたよ、という目安だ。
そして、80キロの円周線を見ていると、二番目に濃厚な汚染地域を示した地域と近接しているではないか。そうか、とここではっとしたのだ。
3月17日アメリカ政府が自国民に福島第一原発80キロ圏内からの避難勧告を出した「80」の根拠はここにあったんだ。ぼくは当時、アメリカ政府の「80キロ圏内」というその数値がふしぎでならなかった。なぜ、「80キロ」なんだと。「80」は意味ありげではないか。
この80キロ圏内からの避難勧告はアメリカだけではなく、イギリス、オーストラリア、韓国政府も出している。いまこの地図を見ながら考えると、これらの外国政府は放射能汚染地域を掌握して、それに基づいて自国民に適切な避難勧告を出していることがわかる。
当然、日本政府も放射能汚染地域を掌握していた。しかし当時、日本政府が出した指示は、20キロ圏内の住民への避難、半径20キロ以上30キロ以内は屋内退避である。
日本政府がとった対応は、なんとマヌケで、不適切で、悪意さえ感じられる。なぜこの国の政府は、外国政府のような80キロ圏内からの避難指示を出さなかったのか。
それは福島県200万人、そして東日本3000万人のパニックを恐れてのことだろう。政府が住民のパニックを恐れるということは、なにも住民の身を思いやってのことではない。それはパニックが起これば、日本国政府が危機に瀕するからである。自分たちに被害がおよぶのを避けるために、20キロ圏外の放射能汚染地域住民を見殺しにしたのだ。
以上は筆者であるぼくの「憶測」が加味されている。ノンフィクションを書く身として、「憶測」はいけない。だけど外国政府のとった避難勧告、それに朝日新聞連載の「プロメテウスの罠」を読むだけで、この「憶測」には「合理性」があることが裏付けられるだろう。
原子爆弾を積んだアメリカ軍機が長崎に向かっていることを日本軍上層部は原爆投下の5時間前にキャッチしていた。
にもかかわらず、住民にそれをいっさい報せることはしなかった。
この日本軍上層部の不作為的犯罪行為と、このたびの福島第一原発事故への日本政府の住民への対応は通低している。この国の政府指導者は、一貫して国民を見棄てる政策をとりつづけている。そのことが、このたびの福島原発事故であらわになった。
ウルトラブラック東電を筆頭とする各電力会社と政治家、経産省、原発関連産業などの原発利権集団をふくむ政府支配者に、ぼくたちはどういう対応をとればいいのだろうか。ぼくたち市民は、日々刻々と健康と生命をおびやかすエッジへと追いやられている。もはや、沈黙は死を意味するだろう。
詳細でわかりやすい放射能汚染地図をつくり、文科省より早く一般公開したのが群馬大学の早川由紀夫教授である。
そんな早川さんのブログやツイッターをあれこれ検索していて、「福島第一原発から漏れた放射能の広がり」
という地図を見て、はっと思った。http://ow.ly/i/aAV3/original
この地図は福島第一原発を基点に、半径20キロの単位で円周線が記されている。これくらいの距離、放射性物質が飛散しましたよ、という目安だ。
そして、80キロの円周線を見ていると、二番目に濃厚な汚染地域を示した地域と近接しているではないか。そうか、とここではっとしたのだ。
3月17日アメリカ政府が自国民に福島第一原発80キロ圏内からの避難勧告を出した「80」の根拠はここにあったんだ。ぼくは当時、アメリカ政府の「80キロ圏内」というその数値がふしぎでならなかった。なぜ、「80キロ」なんだと。「80」は意味ありげではないか。
この80キロ圏内からの避難勧告はアメリカだけではなく、イギリス、オーストラリア、韓国政府も出している。いまこの地図を見ながら考えると、これらの外国政府は放射能汚染地域を掌握して、それに基づいて自国民に適切な避難勧告を出していることがわかる。
当然、日本政府も放射能汚染地域を掌握していた。しかし当時、日本政府が出した指示は、20キロ圏内の住民への避難、半径20キロ以上30キロ以内は屋内退避である。
日本政府がとった対応は、なんとマヌケで、不適切で、悪意さえ感じられる。なぜこの国の政府は、外国政府のような80キロ圏内からの避難指示を出さなかったのか。
それは福島県200万人、そして東日本3000万人のパニックを恐れてのことだろう。政府が住民のパニックを恐れるということは、なにも住民の身を思いやってのことではない。それはパニックが起これば、日本国政府が危機に瀕するからである。自分たちに被害がおよぶのを避けるために、20キロ圏外の放射能汚染地域住民を見殺しにしたのだ。
以上は筆者であるぼくの「憶測」が加味されている。ノンフィクションを書く身として、「憶測」はいけない。だけど外国政府のとった避難勧告、それに朝日新聞連載の「プロメテウスの罠」を読むだけで、この「憶測」には「合理性」があることが裏付けられるだろう。
原子爆弾を積んだアメリカ軍機が長崎に向かっていることを日本軍上層部は原爆投下の5時間前にキャッチしていた。
にもかかわらず、住民にそれをいっさい報せることはしなかった。
この日本軍上層部の不作為的犯罪行為と、このたびの福島第一原発事故への日本政府の住民への対応は通低している。この国の政府指導者は、一貫して国民を見棄てる政策をとりつづけている。そのことが、このたびの福島原発事故であらわになった。
ウルトラブラック東電を筆頭とする各電力会社と政治家、経産省、原発関連産業などの原発利権集団をふくむ政府支配者に、ぼくたちはどういう対応をとればいいのだろうか。ぼくたち市民は、日々刻々と健康と生命をおびやかすエッジへと追いやられている。もはや、沈黙は死を意味するだろう。
2011年10月17日月曜日
【ただちに危険だ! 原発通信】№16
ブラックエネルギーからグリーンエネルギーへ
ブラックエコノミーからクリーンエコノミーへ
ブラックエコノミーからクリーンエコノミーへ
放射性セシウムと人体への影響
「低線量でも内部被曝は危険」
バンダジェフスキー研究
Yu.I.バンダジェフスキー著『人体に入った放射性セシウムの医学的生物学的影響―チェルノブイリの教訓 セシウム137による内臓の病変と対策―』(久保田護訳)を入手した。セシウム137による体内被曝の人体への影響についての、実に貴重な研究報告である。
その研究から導き出された結論とは――。それは、低線量であっても放射性セシウムは人体に病変をもたらす、ということである。
これまで外部被曝はそれなりの研究がなされていたが、長期の内部(体内)被曝についての研究報告はほとんどないとされていた。ところが内部被曝を調査研究していた専門家が存在したのだ。
その専門家とは病理学博士のバンダジェフスキー。1957年ベラルーシ共和国グロドノ州生まれ。元ゴメリ医科大学長で病理学部長。その研究実績はベラルーシ内外で認められている。
内部被曝の研究は人体実験が不可能なことから、放射線がもたらす体内での影響については、小児の甲状腺がん以外には、ほとんどわからないとされてきた。
このことから、一部の放射線専門家は「内部被曝による病気の増加はなく、被曝地域住民の体調不良は精神的影響」などと公言することがあった。ぼくもテレビ(とくにNHKが多かった)でこのたぐいの発言を専門家からよく耳にした。
ちなみに長瀧重信氏(長崎大名誉教授・前放射線影響研究所理事長)は次のような文章を朝日新聞(2011年04月14日朝刊)に寄せている。
「(チェルノブイリ原発事故から)25年たったいま、周辺住民の健康状態に関する国際機関の報告によれば、子どもの甲状腺がんが増加したが、それ以外には、セシウムで高度に汚染された地域の住民も含めて、放射線による病気の増加はまったく認められていない。報告は、現在の最大の問題は放射線に被曝(ひばく)したという精神的影響(PTSD)だと結んでいる。」
体調のわるさは内部被曝が原因じゃなく、あんたの気のせいだ、と言うのだ。
ところが、チェルノブイリ事故で被曝した人たちの病状や病院で死亡した患者の解剖、さらに動物実験から、放射性セシウムの体内被曝と人体臓器の病変が関係していることをバンダジェフスキーは究明したのである。
バンダジェフスキーは著書の結論でこのように述べている。「人体やその器官に入り込むとわずかな放射性セシウム濃度でも極度に危険になり、既存の変貌または合併症に導く」
内部被曝の人体への影響は、がんはよく知られているが、それだけではない。心臓血管系、腎臓、肝臓、免疫系、造血系、女性の生殖系、妊婦と胎児成長、神経系、視覚器官などへの症状や疾患、病変をもたらす。
さらに「セシウム137によって引き起された人間や動物の身体の病理変化は合併して、長寿命体内放射能症候群(SLIR)になる」という。そしてSLIRによって、血管、内分泌、免疫、生殖、消化、排尿、肝胆汁の各系に組織的機能変化が認められるという。
また、とりわけ心臓、肝臓、腎臓にはわずかな体内放射能レベルでも毒性があること。しかもニコチンやアルコールなどの摂取により、毒性が高まるらしい。
内部被曝の影響から人体を保護する方法についても述べている。
「どんな量の放射性セシウムでも発病の原因になりうる」とし、そのうえで食料品の放射性セシウムの基準値を厳しくすることだという。日本の暫定基準値はきわめて高い(緩い・甘い)が、一刻もはやい基準値の見直しが求められるだろう。
セシウム137は主に乳製品やパン(日本人は米も)、肉とくに牛肉、野生のベリーやきのこから摂取されるので注意が必要だ。また「肉と魚は塩化ナトリウムをいくらか加えて煮ると70%までの放射性セシウムが、じゃがいもを煮るときも45%の放射性セシウムが煮汁に残る」という。
なお訳者の久保田護氏は「チェルノブイリの子供を救おう会」代表であり、茨城大学名誉教授である。
2011年10月15日土曜日
【ただちに危険だ! 原発通信】№15
東京を占拠せよ!
原発をやめろ! 格差をなくせ!
10.15集会とデモ・リポート
10.15オキュパイ・トウキョウ。
アラブ、ヨーロッパ、アメリカNYの歴史的なウェーブがついに東京に上陸した。
ぼくはきょう、この集会とデモに参加するというより、参加できなかった全国のみんなに向けてのリポートに徹することにした。そう、三つの集会とデモを〝はしご取材〟したのだ。
参加者は三つ合わせて400弱人というところか。率直なところ、多くはない。だけど、NYのデモが10名からはじまったことからくらべれば上々だろう。そんなことより、この集会とデモは人類史を画する偉大な変革の第一歩となる可能性をひめていることだ。もしかしたら、2011.10.15は新たな人類史のメモリアルデーとなるかもしれない。
この集会とデモはなにがあっても目にしておかなくてはならない。取材リポートしなくてはならない。などと、ぼくにしてはめずらしく固い決意などをして、強風と雨のなか東京にむかったのである。
世界中で不況と格差がひろまり、1%が利益を独占し、99%が困窮を余儀なくされている。利権構造を自由にあやつるものだけが富をむさぼり、それ以外の者は失職するか、職はあっても低賃金と過剰労働を強いられる。
それは日本も例外ではない。さらにこの国では、福島第一原発の事故により、死の灰が福島から東北、関東、北陸へ降り注ぎ、故郷や住まいを追われ、また放射能汚染におびえ、飲み水や食べものも安心して口にすることができない。
こんな状況をまねいた原発にもかかわらず、まだ原発を推進・稼働するために原子力利権集団(俗に「原子力ムラ」「原子力マフィア」とも呼ばれている)は画策している。
格差社会と原発推進は同じ構造なのだ。自分たちの利権のためなら、99%の者を奴隷のように働かせても、放射能汚染まみれにしてもなんとも思わないのだ。だから「格差をなくせ」と「原発をやめろ」は通じ合っている。
原発をやめろ! 格差をなくせ!
10.15集会とデモ・リポート
| 東京を占拠せよ!(日比谷公園) |
10.15オキュパイ・トウキョウ。
アラブ、ヨーロッパ、アメリカNYの歴史的なウェーブがついに東京に上陸した。
ぼくはきょう、この集会とデモに参加するというより、参加できなかった全国のみんなに向けてのリポートに徹することにした。そう、三つの集会とデモを〝はしご取材〟したのだ。
参加者は三つ合わせて400弱人というところか。率直なところ、多くはない。だけど、NYのデモが10名からはじまったことからくらべれば上々だろう。そんなことより、この集会とデモは人類史を画する偉大な変革の第一歩となる可能性をひめていることだ。もしかしたら、2011.10.15は新たな人類史のメモリアルデーとなるかもしれない。
この集会とデモはなにがあっても目にしておかなくてはならない。取材リポートしなくてはならない。などと、ぼくにしてはめずらしく固い決意などをして、強風と雨のなか東京にむかったのである。
世界中で不況と格差がひろまり、1%が利益を独占し、99%が困窮を余儀なくされている。利権構造を自由にあやつるものだけが富をむさぼり、それ以外の者は失職するか、職はあっても低賃金と過剰労働を強いられる。
それは日本も例外ではない。さらにこの国では、福島第一原発の事故により、死の灰が福島から東北、関東、北陸へ降り注ぎ、故郷や住まいを追われ、また放射能汚染におびえ、飲み水や食べものも安心して口にすることができない。
こんな状況をまねいた原発にもかかわらず、まだ原発を推進・稼働するために原子力利権集団(俗に「原子力ムラ」「原子力マフィア」とも呼ばれている)は画策している。
格差社会と原発推進は同じ構造なのだ。自分たちの利権のためなら、99%の者を奴隷のように働かせても、放射能汚染まみれにしてもなんとも思わないのだ。だから「格差をなくせ」と「原発をやめろ」は通じ合っている。
それにしても報道陣と私服のおまわりさん(公安デカと呼ぶ人もいます)の多いこと。メディアはNYデモの関連で格好の取材ソースと踏み、警察は「脱原発」と「NYデモ」の影響での市民の盛り上がりをかなり警戒しているようだ。
これは私ごとではありますが、日比谷の集会は以前フリーで仕事をしていた新聞社のすぐ前で、六本木の集会は著書デビューさせてくれた出版社のすぐ近く。いずれも15年以上も前に来た時以来のことで、懐かしかった。おまけに新宿では25年ぶりに思い出横丁を通ったし……。カンガイブカイです。
東京に着くと、激しい風雨はおさまり、絶好のデモ日和になっていた。ぼくは日比谷から六本木、そして新宿へと、三つの集会とデモのはしご取材を敢行。
地下鉄の階段を昇り降りし、新宿ではデモより先に走って、小田急ハルク前の陸橋を駆け上がってパチパチ撮影した。デモがあれは百人町あたりかな、両足に違和感があるなと思ったら、両足同時につったよ。歩きながらつったのははじめてのことだ。
取材を終えての帰宅中の山手線車内で、ふっとドアの上のモニターを観れば、「格差反対デモ」というテロップとともにデモの様子が動画で流れていた。さすが共同通信、速いですな。マスコミもこれぐらい速攻でいかないと、ツイッターやフェイスブック、ネットなどに負けてしまうものね。
| 日比谷公園中幸門 |
| プレスが多い |
| 六本木・三河台公園 |
| カレー無料です。カンパしてね |
| 新宿・柏木公園 デモ出発直前 |
| シュプレヒコール! 気合入ってる新宿デモ |
| 小田急ハルク前の陸橋から |
| この横断幕、なんかインターナショナルっぽいね |
2011年10月14日金曜日
【ただちに危険だ! 原発通信】№14
ブラックエネルギーからグリーンエネルギーへ。
ブラックエコノミーからクリーンエコノミーへ。
おむつと原発。ニッポンとブータン。1%と99%。
ぼくたちはどういう国に住んでいるんだろう。
ブラックエコノミーからクリーンエコノミーへ。
おむつと原発。ニッポンとブータン。1%と99%。
ぼくたちはどういう国に住んでいるんだろう。
ぼくたちはいったいどういう国に住んでいるんだろうか? けさの朝日新聞「電力支配・中」(14日朝刊)を読んでつくづくそう思った。この連載記事の今回のテーマは、原発の立地自治体に国から金がばらまかれる「電源三法交付金」についてだ。その記事の書き出しを引用する。
――福井県敦賀市の子育て総合支援センター。2歳になる長男のおむつを替えていた主婦(33)は、教えてくれた。「このおむつ、市がくれたんですよ」
敦賀市は子どもが生まれるとおむつなどの育児用品を支給し、お年寄りの足となるバス事業費など、「ゆりかごから墓場まで」を手厚く援助するらしい。これらの資金の出どころが、原発であり、それは「電源三法交付金」という法律によっていることを明らかにする。
ぼくはこの記事を読んで、おむつをもらってうれしそうな主婦の顔が浮かぶ。そして「おむつと原発か……」と、溜息を吐く。もしかしたら、この市がくれたおむつのために、おさない子どもを抱えて敦賀市から一刻も早く逃げ出さないといけないはめになるかもしれないのに。
敦賀市には日本原電敦賀原発が2基、解体中の「ふげん」、そしてあの「もんじゅ」がある。隣の美浜町には美浜原発が3基、さらに若狭湾沿いに大飯原発4基と高浜原発4基。原発が乱立する「原発銀座」である。ただし、この「銀座」、お金も落としてくれるが、「死の灰」も落としてくれる。
ぼくは「おむつ」が引っ掛かる。おむつをもらうのと引き換えに、原発を立地、稼働させることだ。おむつを市がくれた、と主婦は言うけれど、そのおむつのお金は、電気料金に上乗せされているので、元は電気料金を払った消費者が支払ったことになる。そう、一般家庭の電気料金には毎月約110円が加算されているのだから。この何千万人が支払った110円によって、そのおむつはその主婦にただで支給されたのである。
ここで、冒頭の「ぼくたちはいったいどういう国に住んでいるんだろうか?」に戻る。日本経済はデフレに見舞われ、長くつづく不況のなかにある。だけど、それでもGDP(国内総生産)はアメリカ、中国に次いで世界第3位(2010年)だ。
いっぽう、国民の90%が国勢調査で「幸福」と答えたブータンのGDPは161位。その差はざっと4千倍。なのに、ブータンは医療費と教育費が無料なのだ。そしておまけにほとんどの国民が幸福だという。
それに引き換え、日本では事故が起きて、いつ死の灰(放射性物質)が降り注ぐかもしれない原発の近くに住むかわりに、「おむつ」をもらうのだ。なぜ、日本は世界3位なのに、こうもブータンと状況がちがうのだろう。それは原発の利権構造、そしてウォール街デモの「1%と99%」と同じ構造によってもたらされていることは明白なんだけれど……。
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