2014年4月2日水曜日

発熱。2日後、原因不明の歩行不能状態に。6日連続の点滴で……。


先々週土曜に発熱。夕方急に悪寒がして、8度ほどまで体温計が上がる。
 
その2日後の先週月曜のこれも夕方、右脚の膝裏が伸びないなと感じた3時間後に脚が伸ばせなくなり歩けなくなった。あれよあれよの、 歩行不能。右膝がすこし熱があり、腫れている。
 
翌日、総合病院の整形外科へ。
 
血液検査で炎症反応を示すCRPが6以上(ネット検索すると中程度以上の炎症、15で重体とあり)、すぐに抗生物質の点滴を受け、抗炎症剤や痛み止め、胃薬などが処方される。
 
生まれて初めて車椅子と松葉づえを使った。病院常備の車椅子はありがたかったな。
 
病院帰りのタクシーを降りて玄関までは松葉づえ。階段や段差が何段かあって、ちょっとした高さも松葉づえでのぼるのに苦労するし、転ぶのがこわい。
 
看護師さんから「転ぶ人がいるから気をつけてね」と聞かされていたけど、そのことばの重みをひしひしと感じる。いやあ、なってはじめて実感するバリアフリーの必要性だ。
 
でも、この松葉づえ、自宅内でトイレに行くときなどに重宝する。
 
点滴を受けて3時間後ぐらいから、伸ばせなかった脚がいくらか伸びるようになり、松葉づえがなくても歩けるようになった。点滴の効果てきめん。
 
どちらかというと、西洋近代医学には懐疑的だったのだが、この手の疾患、それに救命にはつよい。
 
これ、たとえば漢方だと、どういうようなメソッドがあるんだろうか。ぼくは漢方が好きなんだけど、今回はできたばかりの大きな総合病院を選んだことが正解だった。
 
3日連続で点滴を受けて血液検査でCRPが5.33に。まだ数値が高いということで、さらに3日連続で点滴を続行。そして昨日の検査で1.35に。医師は点滴と薬をやめて様子をみるという方針。
 
この間、ずっと微熱があったが、きょうはずっと6.8度。右脚はまだ完全に伸ばせないが、おおよそ90%は治った気がする。
 
この間、大切な仕事をひとつキャンセルして、数名の方にご迷惑をお掛けしてしまった。でも、辛かったけど、貴重な体験をした。きついけど、病や痛みはある種のメッセージだと思っているのだ。

 
ことしになって、急に仕事にめざめ、仕事に励みだしたのはいいけど、病や症状がつぎつぎとやってくる。なんで、忙しくなったときにかぎって病気になっちゃうのか、ちょっと恨みたくもなるけど、まあ人生、そんなものだとも思う。
 
久しぶりにこのブログを書いた。仕事もたまっている。さあ、いまから某出版社へ行かなくちゃ。